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メタボを防ぐミニ知識

メタボになりやすい典型例は体質によるものです。 幾ら高カロリーの食べ物を摂取してもぜんぜん太らない人がいる反面、成人標準のカロリーしか摂取していないのに太ってしまう方がいます。

これは、遺伝的な要因なのですが、太古の昔は人間は安定して食事を食べることが出来なかったために出来るだけ効率よく体に栄養分を蓄える遺伝子が優性遺伝子として現在に引き継がれているためです。 太古の昔の人にとっては、生存に関わる優れた遺伝子なのですが、それが飽食の現代ではメタボリックシンドロームの原因遺伝子となっています。

この様な太りやすい体質の方は、食事制限をするだけでなく運動もする必要があります。 週に1回程度の運動だと意味がないので、夕食後しばらくしてからジョギングをしたり、エクササイズをするのが良いでしょう。 とにかく摂取した以上のカロリーを消費するようにすれば脂肪が体に蓄えられることは絶対にないので、消費カロリーを増やすことを心がけると良いでしょう。 そうすれば、メタボになりやすい体質の方でも、太らずに健康的な生活を送ることが出来ます。

学生の頃は、体育の授業で週2回程度は体を動かす機会がありましたし、放課後のクラブ活動で運動部に入れば、ほぼ毎日運動をすることができました。 それが、社会人になるとほとんどの方は、通勤ぐらいでしか体を動かさない生活に変わってしまいます。 社会人となって自宅と会社間の行き来ぐらいしか体を動かさない状態が何年も継続をすると、だんだんと体重が増えて肥満となってしまいます。

肥満体形とならないためには、継続的に運動をすることが大切です。 仕事が忙しいと、仕事で疲れてしまって、帰宅後に毎日運動をするのはかなり難しいと思います。 ハードワークの方でも、現在はほとんどの会社は週休2日制となっているので、休みのうちの1日を運動をする日と決めることができます。 そうすれば、1週間に1回は体を動かすことができます。

出来れば、テニススクールに入学したり、スポーツジムの会員となるのが良いと思います。 人は、何か動機がないと怠けてしまいがちです。 でも、スクールやジムに通うようにすれば、怠けないで継続することが出来ます。 運動をすると体調がよくなるし、汗をかくと気分がすっきりします。

生活の中に運動を取り入れることで、メタボリックシンドロームの予防となりますし、免疫力が向上して、風邪などの他の感染症にも掛かり難くなります。